新型コロナ重症化と肥満の関連、高齢者では認めず

2020/08/24

米ニューヨーク市で、新型コロナウイルス感染による入院患者2466例を対象に、肥満と挿管・死亡の関連を後ろ向きコホート研究で検討した。

入院期間中央値7日の
人工呼吸器率は22%
死亡率は25%
入院継続率は2%
だった。

過体重患者群に比べると、肥満患者群の主要複合評価項目(挿管または死亡)リスクが高く、3度の重度肥満患者群で最も高かった。

この関連は主に65歳未満の患者群で確認され、高齢患者では関連がなかった。

記事監修

日本小児科学会認定小児科専門医
すずきこどもクリニック
鈴木幹啓(すずきみきひろ)