小児のネット利用時間と生活満足度に強い関連みられず

    2020/08/24

     Global Kids Onlineプロジェクトを通して収集したデータを用いて、小児のインターネット利用時間と精神的健康の関連を調査。インターネットを使用している9-17歳の小児(ブルガリア人1000例、チリ人1000例、ガーナ人2060例、フィリピン人1873例)を対象とした。精神的健康は、主観的幸福感の測定尺度「キャントリルの階梯」で測定した。

     その結果、ブルガリアとチリでは、インターネット利用頻度が高いと生活満足度がわずかに低下したが、ガーナとフィリピンでは関連が認められなかった。全4カ国で、インターネット利用時間よりも密接な人間関係の質の方が、生活満足度との関連がはるかに強いことが示された。

    記事監修

    日本小児科学会認定小児科専門医
    すずきこどもクリニック
    鈴木幹啓(すずきみきひろ)