小児に胃食道逆流あると扁桃摘出術の合併症増加

2020/08/26

米国で、小児の扁桃摘出術後合併症への胃食道逆流(GER)の影響を検討。

2012年および2016年の米国小児入院データベースを基にアデノイド切除術の有無を問わず扁桃摘除術を受けた小児患者2万1232人の横断的レビューを実施した。

その結果、7.9%が胃食道逆流の診断を受けた。

胃食道逆流を認める患者の方が入院中に
・呼吸器合併症
・誤嚥性肺炎
・低酸素血症
が発生する可能性が高く、非侵襲的換気および再挿管の頻度も高かった。

さらに、胃食道逆流のある患者の方が術後の入院期間が長く(3.8日 vs. 2.3日)

入院費の総額が高いことも分かった。

記事監修

日本小児科学会認定小児科専門医
すずきこどもクリニック
鈴木幹啓(すずきみきひろ)